ああ、あたしはなんて馬鹿な女なんだろう。 奏斗、追いかけたいよ。 追いかけて、抱きしめたい。 でも、怖いの あたしの腕を振り払われるのが。 ああ、神様。 こんな馬鹿なあたしに、 少しだけ、ほんの少しでいいから 勇気を下さい ――… どんどん遠ざかる奏斗と、追いかけられないあたし。 奏斗、行かないで… 行かないでよっ…