しばらくして、奏斗の顔があたしの頭を遮った。 あ……… もう、戻らなきゃ。 みんな心配してるかな…… あたしが立ち上がろうとすると、足に激痛が走った。 「…………いっ……」 ずっと座っていたから、足の事忘れてた… これじゃ歩けそうにないよ…… すると、空に太陽は消えていて、曇りだした。 うそでしょ……?