ついに当日…… あたしはふうっとため息をした。 とうとう来たか、この決戦日! なんの決戦かは分からないけどとりあえずいい印象を持ってもらえるように頑張るんだ! 「ピーンポーン……」 来た……? 来たのかぁ……? 「はあーいッ♪」 と、ママがご機嫌でドアへと向かう。 「あ、待ってたのよー!奏斗クンっ」 「どうも」