嫌なの… 先生が離れていくのが。 いくら好きって言われたって、彼女じゃないんだから不安でしょうがない。 だったらいっそのこと、先生の手でこの儚い恋なんか、終わらせて欲しかった。 「沙良は、……俺の彼女だ」 やっと唇を離して、先生は言った。 「なん…でっ…」 「俺は沙良と両思いだったって分かった日から、もう付き合ってるもんだと思ってたんだけどな」 先生はニコニコしながらあたしの頭に手を置いた。