夜寝ると3、2、1とまるで、映画の始まりのように悪夢は始まる。 顔や声を知っている人に切り刻まれる夢。 わたしの口からは、そうとしか言えない。 家族も親戚も友人も関係無かった。 悪夢の始めは、その人と笑って話しているのに、急に強張った顔になって、抱きしめられる。 そして、どこからか出してきた包丁で刺されると、切り刻まれる。 私は幼い時からその夢を見てきた。 目を開けたくても開けられない。 身体を動かしたくても金縛りのように動けない。 毎日悪夢と恐怖だった。