「辛かったらいつでも言えな?


俺はお前を裏切ったりしねーからよ



まー俺弥生の教育係だし?笑」


俺はたまらずそう言った


ホントは俺のところに来い



って言いたかった


けど


あいつは


弥生は俺のことえお100%兄貴として


信用してくれてるから


そんなこと絶対言えない



なぁ



お前は幸せか?



それならいんだ



けど


幸せに何か見えねーよ




「そんなことにはなりませんよーだ


あたしは強くなったっもん♪」



無理して笑うな


俺の前では正直でいろよ



お願いだ


幸せになってくれ




だから


俺はお前が笑顔になれるように



俺は


お前に笑い続ける



「あ?

ちなみに俺2Cだから体育祭がんばろーな」




確か弥生はCだったから


「うん?

絶対勝とうね」



そうして



俺らは別々に歩き始めた