自由の意味*



「そのナイフ」


言いきる前に止めた

相手が反応する


「お前は巫女か!!」


「なんでこいつ名前しってんだよみこ!!」



「わたしはただのみこよ巫女じゃないわ」


「へぇでもこの会話は関係者しか通じないはずだが」



となりを見ると


会話についていけてない顔している


しまった

自分は巫女という言葉をすぐ理解したが

普通のひとにはただのみこ
つまり普通に名前を呼ばれただけにすぎないのだ




その時ナイフが飛んできた


咄嗟に避けたが少し頬にかすれ

一の線が出来た


「みこ」


隣から声がした


しかし相手から目が話せないため


声だけを返した


「こいつと関わりがあるのか?」



鋭い声だった



「正直無いとは言い切れないけど
見方では無いことは確か」



「それは見ればわかる」



・・・


また人を巻き込んでる



いつもこれで大切な人を無くす



まぁこいつは大切な人ではないけど


あたしのせいで人が傷つくのは嫌だ



「会長」



「何だよ」



「警備を呼んできて下さい」



「は!?」


「聞こえませんでしたか!?」