自由の意味*




「いッ・・・!!」



警備の人に飛ばされた



そのまま会長の傷口を見て声をかける




「天王寺くん
しっかりするんだ」



すると



すこし



目を開けた



「あ・・・」



苦痛に顔が歪む



「立てるか」




「はい、思ったよりキズ浅いですから」



その様子を
飛ばされた格好のまま
見つめていると

会長が振り向く



「みこ行こう」




自分に話しかけているのにぼーと見ることしか出来ない




「その化物はほおっておけ」



「え?」


会長は少し考えた後に思い出したように

みこを見る



「さぁ天王寺くん行きましょう」



そのままグイグイ引っ張って連れていく


「おい!待てよ」



抗議の声も虚しく



連れていかれてしまった