「本当にいいのかね?」 『はい。解消には専属執事の許可ではなく仕えている主人の許可が必要なんですよね。』 「あぁ…じゃあ解除するよ」 『ありがとうございます。…失礼しました。』 ガチャン… やっちゃった… これで…よかったんだよね? 『ぅっ…ヒェック…ァウクッ…エゥアック…』 あたしは泣きつづけた。 好きな人との関係を自分から断つなんて…。 後悔の気持ちでいっぱいだった…。