ふわり、ひらり

教室に着くころには、息はもう絶え絶えになってしまっていた


本当、運動不足とは恐ろしい


私は息を整えながら、馴れない自分の席へと足を運んだ



ゆるゆると窓の外を見ると、外には人だかり


どうやら和也くんは、まだ外にいるみたいだ



一言言ってから離れた方が良かったかな?


でも、一刻も早くあの場所から離れたかったんだ




望月くんは人気者


友達がたくさんいる


望月くんを好ましく思っている人がたくさんいる



望月くんは優しくて、格好良くて、話し上手


そんな完璧な望月くんと




比べられるのが怖くなった