岩内さん、フォーカス!

昼休み。



「岩内先輩~!」



望が駆けて来る。



「小日向くん」

「お昼、ご一緒していいですか?」



来たな、わんこくん。



「ああ。いいよ」

「ありがとうございます!」



スピーカーのスイッチが入る音。



『三年生の岩内さん、一年生の小日向くん。至急、放送室まで来てください』



顔を見合わせる。



「なんだろう?」

「なんでしょうね?」



二人は放送室に足を向けた。