岩内さん、フォーカス!

竜也は快諾した。

きっと、勝てると思っていたんだと思う。





勝負は剣道。

場所はウチの道場。

立ち会い人は、私のお父さんと、精鋭の道場生たちと、族の幹部たちだった。





勝負は私の勝ちだった。





族の幹部たちは暴れかけたけど、精鋭の道場生たちが抑えてくれた。





族は解体されて、竜也は私の前から去って行った。

それ以来、竜也の消息は途絶えた。



…これが、私と竜也の話。