岩内さん、フォーカス!

私は後悔した。

なぜ、噂を聞いた時、真偽を確かめなかったのか。

なぜ、こうなる前に止められなかったのか。



今でも、後悔してる。





そして、私がどう竜也の足を族から洗わせるかを考えていた時、竜也に告白された。





私は、断った。





竜也のことは好きだったけど、恋愛感情は抱いていなかった。





竜也は食い下がった。





連日、私に迫り、告白した。





私は、断り続けた。





竜也は諦めなかった。





ある時、私は思い付いた。

竜也を諦めさせ、族からも足を洗わせる方法を。





『私と勝負して、竜也が勝ったら、付き合う』





『竜也が負けたら、私のことを諦めて、族も解体させて』