岩内さん、フォーカス!

「恋ヶ窪さんのことでも、考えてた?」

「あ…。うん。それと、外村先輩のこと」



萌は溜め息をついた。



「彼女とランチしてて、考え事か…」

「あ。ご、ごめん!」

「…で、その放送部の二人と、何かあったの?」

「うん…」



話すべきか…。



「外村先輩には宣戦布告された。恋ヶ窪先輩には付き合わないかって…」

「で、どう応えた?」

「外村先輩には『萌さんは僕の彼女です』って」

「…恋ヶ窪さんには?」

「もちろん、お断りしたよ」



萌は溜め息をついた。



「よかった…」