岩内さん、フォーカス!

「報告は以上よ。わざわざ呼び出してなんだけど」



放送まで使って、それだけか。



「望くん。出ようか。お昼を食べよう」



愛歌が手を挙げた。



「待って。小日向くんには、もう一つ、お話が有るの」

「はあ…」



なんだろう?



「萌さん。先に行ってて」

「うん…」



萌は放送室を出た。



「恋ヶ窪先輩。お話って?」

「小日向くんの依頼の一つ、岩内さんの噂は、もうすぐ変わるでしょう」

「そう願っています」

「もう一つの依頼、貴方の男らしさの方だけど、解決法を思いついたの」

「本当ですか?」

「ええ」



愛歌は妖艶に微笑んだ。



「私と、付き合いましょう」