岩内さん、フォーカス!

昼休み。



少年が寄って来る。



「小日向。岩内先輩って、意外と可愛いところも有るんだな」

「でしょ?」

「ああ。それに、写真も可愛い」

「でしょ?」



少し、鼻が高いな。


スピーカーのスイッチが入る音。



『三年生の岩内さん。一年生の小日向くん。至急、放送室まで来てください』



またか。



「最近、よく呼ばれるな、小日向」

「うん。なんだろう…」



放送室に向かった。