「でも実際さ、 個人に補習つけてくれるのなんて 脈ありなんじゃない?」 「…え?」 「だから、 あのめんどくさがりの 星野が補習なんか やんないと思うんだけど」 七海は卵焼きを 頬張りながら 真剣な目をする。 ま、まさかね。 脈ありなんて思ったことも 考えたこともない。 だって補習は本当に ただの補習だし。 携帯のアドレスとか 先生の車には 乗せてもらうことあるけど 本当にそれっきり。 その先があるのかな、なんて 期待してみるけど そんなことはないない、と 自分自身で現実に戻る。