「…ココア」 わたしはふて腐れながら ボソッと言うと、 先生はココアを差し出した。 「そう言うと思った」 先生がそんなことを言うから わたしは反射的に 「どうして?」 と聞いてしまう。 先生は恥ずかしそうに 笑うと、 「教えない」 って子供みたいに言う。 「えー、なに?気になる!!」 わたしがしつこく聞こうとすると 先生はわたしの口を片手で塞ぐ。 「じゃ、補習始めますか」 そんな風にやるのは狡いよ!! 口を塞がれちゃ、 ドキドキして 何も言えないじゃん!!