「なんで春がこんな目に合わなきゃだめなの?!最低だよ佐々木くん!!」 「……そっかー。確かにライバルが邪魔だからって、それは卑怯だよな」 佐々木くんは意外なことに納得したような顔をする。 分かってくれた…のかな?? 「みんな聞いて!!ごめんっ。さっきの取り消し。でも俺も春もそらのこと好きなんだ。だから正々堂々勝負する!!」 佐々木くん……。 「そら、今度の日曜空いてる??」 「え、あ、うん」 「じゃあ俺とそらと春で遊園地行こう」 え??