「「誰のせいだか」」
「わ!!春と希の声ハモった!!すごーい!!」
わたしが手をぱちぱちさせていると、2人から冷たい視線が送られてくる。
わたし何かいけないことしたかなぁ。
「………そういやさぁ、春とそらってさー、付き合ってたりすんの??」
「は?!なわけないだろ!?」
希の話題転換に瞬間的に反応する春。
「えー。だってさ、あんたら仲いいじゃん。2人でゲームしたり、祭り行ったりさ」
「うーん。わたしはただ春と居るの楽しいから一緒に居るだけだよ??」
本当にそうだった。
わたしは春と居るのが好き。
春とは好きなゲームとか同じで気が合うし、何より一緒に居ると楽しいんだ。
「…そ、そうそう!!俺もそらといんの意外といいから一緒にいんだけ」
意外とって何それー…
