「…ごめん。春くんがそらの隣とか、悔しくて…。俺、そらのこと本気だからさ。誰にも渡したくない」 佐々木くんは真面目な顔で、わたしを見つめる。 「…え、いや、その…」 「そ、そら!!」 反応に困るわたしの口にいきなりタオルを擦りつける春。 「ふ、吹いとけ」 そしてわたしの手にタオルを置くと、ぼそっと言った。 春………。 優しいなぁ………。