「まぁ、佐々木が言うなら…」
「…言い過ぎたわ。ごめん」
佐々木くんってやっぱすごい。
次々に春に謝り始める男子達。
これってやっぱ佐々木くんが言ったからなんだよね。
佐々木くんって本当にすごいしいい人だ。
「…佐々木くん本当いい人だよね!!」
気付いたら佐々木くんに声を掛けてた。
「ん??そんなことないって。唯川さんのが優しいじゃん。春くんのこと本当に大事なんだね」
「゙唯川さん゙とかそんな改まらなくても、そらでいいよ!!春は大事な友達だから当たり前っていうか」
「じゃあ…そら…うわ…なんか恥ずかしいっ。大事な友達…か」
佐々木くんは少し顔を赤らめた。
