そんなことを考えていたら家が見えてきた。 あ…。 もう、桜井くんとばいばいしなくちゃいけない。 ふと…そう思ってなんだか寂しくなった。 「ぃ、いつもありがとう」 家の前についたとき桜井くんにそう言った。 「崎田さん」 桜井くんのその声に顔を上げると…… ちゅっ 「…!!」 ちゅっと頬にキスを落とされた。 「さ、さ…桜井く!?」 さすがに家の前だからすごくびっくりした。 だって、いきなりちゅって!!