なんだか恥ずかしくなって顔を俯かせる。
だって…桜井くんとキスしちゃったよ。
まだ…唇に感触が残ってる。
恥ずかしくって、もう…桜井くんの顔見られないよ。
すごくドキドキしてるんだもん。
胸の鼓動がすごくはやい。
「悪い。今日は止めることができなかった」
頭上からそう言ってる桜井くんの声が聞こえる。
「崎田さんの気持ちを聞く前にキスしちゃったな。
…キスした後に聞くのもあれだけど…崎田さんの気持ち聞かせて?」
優しい笑顔であたしの顔を除き込むように桜井くんはそう言ってきた。
そんな桜井くんの笑顔に、また胸がドキンって鳴る。

