「ほんとは崎田さんと一緒に帰ってたのも俺が崎田さんといたかっただけなんだ」 あたしの目を見て言ってくれる桜井くんの気持ち。 「手繋いだのも俺が崎田さんに触れたかったただけ」 はじめて聞く桜井くんの想いが嬉しい。 そっか…。 そうだったんだ。 だから…桜井くんはあんなにあたしと手を繋いだんだね。 「好きだよ」 ───ドキン 桜井くんの顔が傾いて近づいてきた。