「崎田さん。ありがとな」 また、桜井くんの笑顔。 その笑顔を見ると胸がキュってなるのに……。 顔も赤くなって桜井くんのこと…まともに見られない。 「あのふたりカップルかな?」 「なんかお似合いだよね」 他の席に座っている人のそんな声に、よけいに顔が赤くなった気がした。 だって…こっち見て言ってる。あたしと桜井くんのことだよ……。 わわっ。 あたしたち恋人に見えてるってこと? 恥ずかしいけど……なんだか嬉しいかもしれない。 だって……。 桜井くんのこと好きだもん───‥。