携帯撲殺

自転車を駐輪場に停める。



なんとか間に合ったー。




いつもより五分程遅いが
遅刻なしに学校に着くことができた。




安堵の息を吐きつつ、
由紀は校門をくぐり学校に入る。



下足室で上靴に履き替え、
教室へと向かった。




3-Cと書かれたドアをあける。




教室はガヤガヤと賑わっていた。




自分の席にカバンを置く。






その動作を行った直後、
誰かが由紀の肩をたたく。




「おはよう由紀、ちょっと遅かったね。」


そう話しかけてきたのは
幼馴染で親友の西野久美(ニシノ クミ)だった。



ポニーテールの髪の毛を垂らし
晴れやかな笑顔を向ける久美。



「ああ、おはよう久美
ちょっと寝過ごしちゃって・・・・。」


由紀は顔を赤らめる。




「ふふっ、寝過ごすなんて珍しいね。
それより由紀、昨日テレビでね・・・。」



日常会話となる。





久美とは小学校の頃から仲がいい。



こうやって朝来たらかならず話をする。