携帯撲殺

しばらくの沈黙の中、
突然美由が口を開いた。



「私は・・・・由紀ちゃんと同じ状況に立たされたら・・・・・何もせずに自分が死ぬかもしれない。」



美由・・・・。



「どうして!?
死ぬのが怖くないって言うの?」



「だって・・・・・
たくさんの人・・・いや・・・仲間を殺してまで・・・・・生き残りたいなんて思えない・・・・・それだけよ・・・・。」



美由までも目を押さえ泣き出してしまう。




美由の言うことは最もだった。



もしクラスメイトを全員殺し、自分が生き残ったとして・・・・、自分は生きていられるだろうか?




できない。




結局のところ・・・・





なにが正しいかなんてわからない。