携帯撲殺

学校はその事件の後
強制下校となった。



義文は川畑の乗った救急車に乗ってしまった。



あんなやつ・・・どうでもいいのに。




一人でノソノソ帰る。





今日わかったこと。





ボクサツくんは――存在する。



しかも目には見えない
異世界の存在。



川畑はボクサツくんに殴られたのだ。



どうせ助からないはずだ。



ボクサツくんは
すでに二人も殺している。



確実に、「携帯撲殺」に名前とメルアドを入力した人物を殺す・・・・。




ますます、由紀の心は黒に染まってゆく。




目の前で入力して殺しただけで
ものすごい騒ぎになった・・・・。



面白くなってきたわ・・・・。







由紀の脳は「罪悪感」という言葉など
忘れ去っていた。