私は桜庭美波 サクラバミナミ


高校生1年生です。


私は小さい頃から
体が弱く学校も休みがち…


中学校ではしょっちゅう
保健室に担ぎ込まれたり…


かろうじて高校には入れた。


「桜庭さん!わかりますか?」


「……………はい………?」


「また貧血で倒れたのよ?覚えてない?」


「あぁ〜………」


「階段で倒れてて2組の倉木くんが連れて来てくれたのよ?」


「あっ!そうなんですか」


「帰りにお礼言っといてね!」


「わかりましたあ〜」


「じゃあ後1時間休んで教室に戻ろっか」


「はぁーいっ」


やっぱり体が弱いって嫌だな…



私は眠りに着いた。