もう、何年前の頃になるのだろう。 数えたくはないけれど、そう遠くないはずだ。 中学生だった私と高校生だった貴方が出会ったのは。 『俺等がこうして出会ったのも運命だな。ってか決定事項だったのかもな』 そう言ってはにかみながら照れ臭そうに挨拶してきたのは今でもよく覚えている。 隣の部屋に越してきた住人は月島律と言った。 『…………はぁ。』 『いや、運命とか本気に取らないで。ジョークだから。ま、忘れて。これからよろしくお願いします』 第一印象は、軽い男。