黒猫おうじいかがですか?





 誰もいない?

 彼はそのまま続けているし
 あたしの空耳かな



 よく考えてみれば
 ヨルの声がするはずない

 玄関どころか
 マンションにさえ入る事は
 出来ないんだから


 諦めたって思ってても
 どこかで助けて
 欲しかったんだ


 涙が一筋流れた

 それと同時に呟く


 「‥ヨル助けて」