黒猫おうじいかがですか?





 「ねぇ昨日みたくないてよ」



 スラッとした手を伸ばし
 あたしの髪をフワッと分ける



 「俺、女の子がないてる姿
 結構好きなんだよね‥‥」



 引き込まれそうな瞳はまるで
 黒猫そのもの