「そして、裏の世界でも全世界に通用するほどの、No.1の柳原組の組長…表裏どちらもNo.1の伝説のお方が居ることは…知っているだろう。」
「昔も今も未来も…あの方と、対等に戦える人なんて居ないと言われてる人でしょう…?」
健堵達は、親子2人の話しを真剣に聞いていた
「それが、今なんの関係があるのよ?」
「…お前が今触れている人は、その伝説のお方の息子さんだ。」
その言葉を聞き、娘は勢いよく俺の方へ振り向いた
俺はそんな娘を、腕から解放し男の方へ背中を押した
「えっ…」
「嘘だろ…」
「海里が…」
「でも、考えてみれば確かに苗字は一緒でしたね…」
健堵達も驚いているようで、口々に声を発していた
『こんな形で…みんなに知られるなんてな…』
『みんなには、帰ってからゆっくり話すよ。今は、この親子のことをはっきりさせないといけないからね…』
そうみんなを見て言うと、力強く頷いてくれた
『んで?…要はどうなんだ?』
「えっ…」
『この親子のところに戻りたいのか?それとも今まで通り、みんなと一緒に居たいのか?』
『それを決めるのは、誰でもない要自身だ。』
「海里…俺は…みんなと一緒に居たい…一緒に居たいんだ。」
