すると、要は不安げに声をかけてきた
「海里…ありがとな。でももういいんだ…」
『何がいいんだよ…?』
「俺は…この親子に、買われたんだ。」
『…買われた?』
要の言葉を聞き、みんな顔を強張らせた
「そうよ。他のよりも断然高かったのよ~」
「あぁ、だが可愛い娘の為だ。」
「確か~、70万くらいだったかしらね~」
親子は笑いながら、話していた
「みんな…今の聞いたろ?俺は実の親に売られたんだ…」
要は悲しそうに笑いながら、話していた
「だから~私がどうしようと、要に選択肢はないのよ。」
『潰してやる…』
「は?君は何を言ってるんだ?君に八嶋組を潰せるはずないだろ~?」
『前の会ったときは、もっとましな奴だった…』
「君は何のことを、言っているんだ?」
『所詮猫被りってとこか…このことを、親父に言ったら呆れるだろうな。』
「な、君は何様だっ!?」
「そうよっ!!!あなたの父親なんて私のパパが消すことだって出来るんだからねっ!?」
興奮したように、2人が早口で俺に詰め寄って話した
