最強で最高だったあいつ


「帰れ…」






「な、何なんだ君達は!?」


男は俺達の勢いに、押されて後ずさりしていた


『何って…何回も言わせんな。仲間だって言ってるだろ?』


「みんなっ…」


要はみんなの言葉を聞き、絶望で色のなかった瞳にまた光を取り戻した



「何勝った気でいるのよ!?貴方達誰に喧嘩売ってるかわかってるの!?」


女のその言葉を聞き、一気に要の顔が青ざめた


そんな要の表情を見て、女と男は満足げに笑い口を開いた



「そ、そうだ。お前達わかってそんなこと言っていたのか?」


『…は?んなの、今関係ないだろ?』


俺が、そう言うと男は余裕の笑みで答えた


「フッ…私は裏の世界のNo.3の八嶋組の組長だ。」





No.3…八嶋 竣尓(ヤジマ シュンジ)のとこか。


『…あんた、八嶋竣尓か。』


俺が思い出すように、口を開くと渋い顔を見せた


「何故、貴方がパパの本名知ってるのよっ!?」


『ってことは、あんたはあんときのチビか~』


「お、お前何者だっ!?」


『ん?俺?なんだろうね…』


俺が小さく笑いながら、答えると親子2人揃って真っ赤になって怒っていた