泰志は、痛みにたえながら聞いてきた


そこまでして聞かなくても…

俺は苦笑いをしながら、要達のことを話した


「なーんだ…彼女じゃなかったのか…期待して損した~」


『いや、お前が勝手に期待してただけだろ…』


「まぁ~そうなんだけどさ…」


『だからダメだからな。』


「う~ん…」


俺が断ると、泰志は何か考え始めた


「あっ…!!!」


『ど、どうした…?』


いきなり大きな声を出した泰志に驚きながらも、聞いてみた


「…その要達に聞いてみよう!!!どうせ部屋も余ってんだろ?」


『まぁ…余ってはいるけど…』

「じゃあ!!!今すぐ此処に呼んでくれ!!!」







「いや、いくらなんでも今は無理だろ…考えてみろよ、今何時だ?」


呆れながら聞くと、泰志はベットの横に置いてある時計に目を移し、目を見開いていた


「…4時っ!?」


『あぁ、今は夜中の4時だ。起きてるはずねぇだろ…』


「…なるほど。」


『はぁ…夜ぉ明けたら、由輝にみんなで此処に来てもらうよう連絡するよ。』


「おぅ!!!頼むよっ!!!」