そんな泰志を見て、俺は身体だけでなく…心まで傷つけた奴らを許せなかった
『泰志…ほんとにすまない…』
いきなり謝った俺に、泰志は驚いていた
「なんで海里が謝るんだよ?」
『俺が悪いんだ…俺のせいで、泰志をこんなに傷つけた…』
「どういうことだ?…ちゃんと理由を話してくれよ…?」
泰志は俺を真っ直ぐに見つめ、話しの続きをさとしてきた
そんな泰志の瞳を見て、俺は白蓮のことと、金鷹と赤鬼と同盟したこと…あと一応健堵の話しをした
「そうだったのか…卑怯なチームだとは聞いていたが、ここまでするとはな…」
「んで、その健堵って奴と…由輝はもう大丈夫なのか?」
おそらく泰志は、由輝と健堵を重ねながら考えていたんだろう
『あぁ、2人共大丈夫だ。』
「そうか…まぁ海里と話したんならもう大丈夫だろうな。」
泰志が笑いながら、そんなことを呟いていたことには気づかなかった
『ん?なんか言ったか…?』
「いや…それで?俺を袋にしたのは白蓮の奴らで間違いないのか…?」
『あぁ…その可能性が1番確かだ。それに、この紙も人づてに渡された…』
そう言って看護士から受け取った紙を渡すと、泰志の顔はどんどん曇っていった
「レン…?」
『ん?あぁ…おそらく白蓮総長の硲蓮のことだろう…』
「硲蓮…次は誰か……」
