『あとさ…皆、一応軽くても怪我人なんだから病室でおとなしく寝てろ。あと、廊下は静かに歩け…』
そう言うと、蛇神メンバーは自分の病室に足早に戻って行った
蛇神メンバーが去り、その後由輝達が俺のところに集まってきた
「フッ…ずいぶんと、手なずけてますね…」←健堵
「モテモテだな…」←絖稀
「海里、これから忙しくなっちゃうね。」←暃鈩
「海里さんが…蛇神に取られちゃう…」←隼
「隼…それは…ちょっと違くないか?」←侑
「いーな…俺もあんな風になってみてぇ!!!」←将斗
「まぁ…将斗には、無理でしょうね…」←由輝
「俺も、海里みたいになりてぇ!!!」←要
「絶対…要にも、無理だと思うな~」←唯
みんな口々に何か言いながら、周りに集まった
『じゃあ、そろそろ神崎んとこ行こっか。』
神崎の病室に向かうと、絖稀達が来たことに驚いていた
そんな神崎に、理由を簡単に説明するとベットから顔を痛みに歪めながら降りて立ち上がった
「昨日は本当にすまなかった。んな簡単に許してくれるなんて思ってねぇ…だから俺は、このチームを…蛇神を解散しようと思ってる。」
神崎は頭を下げたあと、絖稀達を見てはっきり言った
絖稀達はいきなり解散のことを聞いて目を見開き驚いていた
そんな中、絖稀が口を開いた
「神崎、お前解散するって…他のメンバーは納得してんのかよ…」
「これは、メンバー全員で決めたことだ…だから全員の了承はもう得てる。」
「お前は…それでいいのか?」
「俺達…蛇神メンバーは海里と関わってそれぞれ一人一人今までのことを考えさせられたんだ…」