「は…?なんで蛇神なんかの見舞いに行くんだよ?」

要がキレ気味に、言ってきた


『そんな理由簡単だろ?…俺に関わったからだ。』

「「「「「「…は?」」」」」」


俺の理由を聞くと、絖稀達は意味がわからないという顔をしていた


『ん?なんか俺変なこと言ったか…?』


すると、由輝達はため息をつきながら俺を見ていた


「ハァ…海里…皆が皆お前と同じ考えだと思うな…」

「そうですよ…海里は、お人よしすぎるんです…」

「もしかして…また友達なっちゃったの?」


『あぁ、俺と関わった奴は強制的に友達だからな。出会いかたがどんな形ででもだ…』








「えっ…じゃあ見舞いに行く理由って…」


「あの…神崎達と友達になったからなのか?」


『そうだけど?それにあいつら、まだ根っこまでは腐ってなかったからな。…今からでも遅くない。』


「相変わらずだなぁ~」

「ほんとですよ…海里は全然、変わらないんですね。」

「まぁ…そういう海里が、皆は好きなんだけどね。」



『んーっと…それって褒められてるの?』


「そういうこと、だったんですね…絖稀、私達も海里と一緒に行きますか?」

「あぁ…行くなら、全員で行こう。」


『あっそう?じゃあ、皆で行くか~バイクない奴は、誰かと2ケツな。…隼、お前まだバイク慣れてねぇだろ。俺の後ろ乗るか?』




そう聞くと、隼は元気よく返事をし、唯達はずるいと騒いでいた


『ん~…じゃあ、帰りまたペア変わればいいだろ?』