最強で最高だったあいつ


『…松本、悪いがそれは聞いてやれねぇな。…確かに責任はお前にある。』


「じゃあなんでっ!!!」

『…責任をとって、こいつらを卑怯な真似をしないよう…正々堂々と胸はって喧嘩出来るように更正させろ。総長として、しっかり責任とれ。…いいな?』


「っ…海里さん…ありがとうございますっ…お前ら、みっちり仕込んでやっからなっ!!!」


「「「「「はいっ!!!」」」」」


「でも…噂が…」


『あぁ、それなら由輝がやってるから安心しろ。』


「海里さん、ほんとにありがとうございました。でも…竜也さんが許してくれるか…」


『竜也なら大丈夫だ。…あいつは、そんな器小せぇ男じゃねぇよ。』



「このあと、あいつら呼んで頭下げに行くつもりです。」


『フッ…そうか、行ってこい。』

「はい、失礼します。」


そう言って松本は、輪の中に入って行った





ハァ…帰るか…


そう思い、マンションにバイクを走らせた



家に帰り、自室に着いたのは明け方の4時だった


ハァ…6時まで寝るか…


そのままベットに倒れ眠りについた



『んっ…重い…』

目が覚めると、腹の上に重みを感じた


「海里~…おはよう~」


『ん?…唯か?』