『わかった、みんな洋食でいいのか?』
聞くと頷いていた
じゃ作るか…
そう思いキッチンに立った
すると、侑がキッチンにきて珍しく自分から話し掛けてきた
「なんか…手伝う。」
『?手伝ってくれんの?』
そう聞くとコクンと頷いた
『料理したことあんの?』
「俺ん家…料亭で、よく手伝わされたから出来る。」
『そうなんだ、すげぇじゃん。じゃあ、まずナポリタン頼めるか?』
「わかった。」
『あっ…隼、野菜嫌いだから―「なんとかする。」』
『そっか、よろしくな。』
それぞれ役割分担して、料理を進めた
料理の途中、ずっと腰にくっついているのが暇になったのか、隼もちょこちょこ手伝ってくれた
料理を一緒に作ったこともあり、侑とは普通に喋れるようになった
2人が手伝ってくれたおかげで、いつもの倍速く作り終わった
全て作り終わりと、テーブルに並べて、好き勝手していた奴らを呼ぶと、みんな驚いていた
「えっ…これほんとに全部作ったのか?」
「凄い品数だね~おいしそう~」
「まるでレストランみたいですね。」
「超すげぇッ!!!お前すげぇッ!!!」
『俺一人で、作ったんじゃねぇから。…侑と隼も一緒に3人で作ったんだ。』
「へぇ~、まぢすげぇな…」
『まぁ、みんな座って食おうぜ。』
