最強で最高だったあいつ


「海里さんッ!!!学校終わったら、海里さんの家行ってもいいッ?」


『あぁ、じゃあ…何食いたいか考えてとけ。久しぶりに夕飯食ってけ。』


そう言うと嬉しいそうに頷いた


その後は、女の子を家に送ってマンションに帰った


部屋につき、私服に着替えてから財布と携帯をもって家を出た


バイクを数分走らせ着いたのは、成さんの病院


バイクを止めて中に入り、ある病室に向かった



病室につき、ノックをして返事が聞こえてから中に入った



『…よう。』

俺がそう声をかけるとベットに横になっていた人物は驚いていた


「えっ!?なんで、お前が謝ってんだよッ!!!普通逆だろ!!!」


『いや、どんな状況だったにせよ、怪我させたんだ…謝らない方がおかしいだろ。それに謝るために俺は来たんだ。』


「っ…お前いい奴すぎるだろ…」


『そんなことねぇ、でも…また絖稀達のこと傷つけようとすんなら…俺は許さない。』


「ハァ…お前には敵わねぇわ。もう、あんなことしねぇよ…卑怯な手も使わねぇ。…お前見てると、今までの自分が馬鹿らしく思えるよ…」


そう神崎は、切なく笑っていた


『フッ…じゃあ、神崎お前今から俺の友達な。』

ニカッと笑いながら言うと、神崎は驚いていた




「…は?なんで、そんなこと俺なんかに言えるんだよ…」


『俺に関わった奴は、強制的に俺と友達なんなきゃいけないんだよ。…いくら出会いかたが最悪でもな。』



そう言って笑うと、神崎は涙を流した


「お前…なんなんだよ…俺みたいに最低な奴なんか…ほっとけばいいだろっ…」