最強で最高だったあいつ

殴られた所は、めちゃくちゃ痛くて涙が出た

周りの男達は、それを見て気持ち悪く笑ってた


俺を殴った男は、俺の顎を持ち上げ薄気味悪い笑みで顔を近づけながら何か言っていた


俺はどうすればいいのか、わからなくなり目を思いっきりつぶった

その瞬間、

ｼｭｯ…ﾄﾞｶｯ…

と凄い風と鈍い音が近くでなった


俺は驚き思わず目を開けると、俺の顎を持ち上げてた男が数十ﾒｰﾄﾙ先で気を失っていた


一瞬何が起こったか、わかんなかった



その後は、ほんとに一瞬だった


周りに居た男達が、気を失い地面に倒れていた

海里さんは、俺の方に振り返りそのまま優しく抱きしめてきた


怖かった俺は、海里さんに抱き着いてしばらく泣いた


海里さんの腕の中は、凄い温かくて頭を撫でてくれる手は、とても安心できた



海里さんに会ったときのことを、思い出していると、海里さんが起きた



〈隼　SIDE終了〉



『んっ…。』

目が覚めると、いつの間に起きたのか隼が、下から見上げてた


『ん？どうした？』

｢ん～、海里さんに初めて会ったときのこと思い出してた。｣


笑顔でそんなことを言ってきた


『？初めて会ったとき？』

首を傾げながらｷｮﾄﾝとしながら、聞くと

｢うんｯ!!!…じゃあ、学校案内するから行こｯ!!!｣


そう行って手を引っ張られながら教室を出た