最強で最高だったあいつ

「俺達がこんな、しんみりしてたら…海里に怒られちまうかもな?」



暃鈩さんの次にそう言って笑ったのは、要だった








「告別式…あいつに心配されねぇよう…しっかりやろうぜ?」



そう言って俺の頭に手を置いたのは、兄さんだった



「っしゃー!!!行くかっ!!!」



勢いよく立ち上がった将斗さんに続いて、俺達は部屋を後にした



告別式には、何十という族が集まり告別式は盛大に行われた



最後には、満月が浮かぶ綺麗な海で多くの星達に見守られ黙祷を捧げた




海里の墓は、その海が目の前に一望出来る場所を選び建てた



それから毎日、海里の墓の周りには、沢山の花で溢れていた








海里さん



俺達はこれから先ずっと
海里さんを絶対忘れません



俺達は海里さんから
いろんな大切なことを
教えてもらいました



俺達は、それを全て
伝えて行きます



この先俺達が
どう生きていくか…



見ていてくださいね?




俺達は太陽を見上げ誓った





おわり★