最強で最高だったあいつ

『ありがと、な…』


海里はそのまま眠るように、息を引き取った…


「かい、り…?」竜也


「おいっ…海里っ!!!」絖稀


「目開けろよっ!!!」将斗


「いやだよ海里っ!!!」暃鈩


「っ…また笑ってよっ!!!」唯


「…海里っ…さん…」隼


「っ…」侑


「そんなっ…」要



それから5分後、救急車が到着して海里は運ばれた


海里はまるで、生きているような…そんなふうに思わせるほど微笑んでいるように眠っていた