「な、んで…」
遠くで、隼が叫ぶ声がして腕の中からは震えた声が聞こえた
『硲…っ…怪我は…?』
すぐに走り寄って来た、健堵達に支えられ、態勢を起こしながら硲に目を向けると唇をかみ涙を流していた
「っ…なんで…?なんで庇うんだよっ!?俺達は敵だっ!!!」
『…俺と少しでも…っ…関わった奴は…強制的にっ…友達なんなきゃいけねぇんだよ…』
少し笑いながら言うと、硲や尚人は涙を流していた
「救急車呼んだからっ…」
由輝が震える手で、携帯を持っているのが見えた
『由輝、ごめんな…』
「っ…何言ってるんですか?」
『…いつもは、呼ぶの俺の担当なのにな。』
「そんなことっ…」
由輝と話していると、尚人が目にはいった
『尚人…っ…お前は、1人なんかじゃねぇよ…仲間が…此処にいっぱい居るじゃねぇか…』
「俺っ…」
『信じてる奴はっ…最後まで信じ抜け…絶対…裏切るなっ…』
手を伸ばし、笑いながら尚人の頭を撫でるとまわりからも啜り泣く声が聞こえた
『絶対っ…同じことは繰り返すな…みんなもだっ…』
「わかりましたからっ…もう…話さないでくださいっ!!!」
「これ以上話すのは、傷に響きますっ!!!」
健堵と由輝は、必死に俺が話すのを泣きながら止めていた
遠くで、隼が叫ぶ声がして腕の中からは震えた声が聞こえた
『硲…っ…怪我は…?』
すぐに走り寄って来た、健堵達に支えられ、態勢を起こしながら硲に目を向けると唇をかみ涙を流していた
「っ…なんで…?なんで庇うんだよっ!?俺達は敵だっ!!!」
『…俺と少しでも…っ…関わった奴は…強制的にっ…友達なんなきゃいけねぇんだよ…』
少し笑いながら言うと、硲や尚人は涙を流していた
「救急車呼んだからっ…」
由輝が震える手で、携帯を持っているのが見えた
『由輝、ごめんな…』
「っ…何言ってるんですか?」
『…いつもは、呼ぶの俺の担当なのにな。』
「そんなことっ…」
由輝と話していると、尚人が目にはいった
『尚人…っ…お前は、1人なんかじゃねぇよ…仲間が…此処にいっぱい居るじゃねぇか…』
「俺っ…」
『信じてる奴はっ…最後まで信じ抜け…絶対…裏切るなっ…』
手を伸ばし、笑いながら尚人の頭を撫でるとまわりからも啜り泣く声が聞こえた
『絶対っ…同じことは繰り返すな…みんなもだっ…』
「わかりましたからっ…もう…話さないでくださいっ!!!」
「これ以上話すのは、傷に響きますっ!!!」
健堵と由輝は、必死に俺が話すのを泣きながら止めていた
