最強で最高だったあいつ


『ついさっき。お酒も入ったからね…』

「海里は飲まなかったのか?」

『今日は気分じゃなかったんですよね…成さん飲みますか?』




「あぁ、でも車だしな~」


『成さんも、泊まってけばいいじゃないですか。まだ部屋余ってますよ。』


「ん~…じゃ今日は、久しぶりにゆっくりするかな。」


『たまには、息抜きも必要でしょ。』


「あぁ、でも飲む前に先に風呂入るわ。」


『着替え俺のでいいですか?』

「悪いな。」


『全然。じゃあ籠に入れておきますね。今着てる服は、まとめて洗濯するんで空いてる籠に入れてくださいね。』


「あぁ、わかった。」




成さんが風呂に行ったあと、服をクローゼットから出して籠に入れ、リビングに戻りお酒を用意した



それからしばらくして、成さんがまだ滴がたれている髪を拭きながらリビングに現れた







「なぁ、何処にあのシャンプー売ってるんだ?」


『あぁ~、わかんないんです。あのシャンプーの香り、俺超好きなんですよね。』


「ん。爽やかなんだけど、ちょっと控えめな甘さというか…」


しばらくシャンプーの話しで、盛り上がり、成さんもお酒で出来上がってきた


『成さん大丈夫ですか?そろそろ寝ますか?』


「ん…寝るかな…」


『成さんは、あそこの部屋ですから…此処に居るときぐらい、仕事のこと忘れてゆっくり休んでください。』