最強で最高だったあいつ

慰めようと、優しく笑って腕を広げると3人はさらに泣き始めた



『えっ…俺なんかした…?』






「はぁ…とりあえず服ちゃんと着ろ…」


「その後は、髪を直してくださいね…」


「それは…いつ消えるんでしょうね…」


「ちょっと3人には、刺激が強かったな~」


「超セクシーだったしな~」


「むかつく…」


「災難だったな…俺はいくらなんでもごめんだな…」


将斗と要にいたっては、馬鹿笑いしていて、由輝と健堵、泰志は呆れた顔で笑っていた



『は…?俺…いつ服脱いだんだ?それにこれって…』


今の俺の状態はありえなかった


上の学ラン、ワイシャツのボタンは全て外れていて、ベルトも緩くなっていた






そしてきわめつけは…


「う~…キスマークっ…」


泣きながら隼が声を発した



そう…俺の身体には無数のキスマークがついていた


『薔薇…?』


頭には、薔薇の花びらがついていた


「海里…何があったんですか?」

健堵が呆れた声で聞いてきた