最強で最高だったあいつ

そう言って小さめな服を持って、隼を風呂場に投げ入れた

『今着てる服は、そこの籠に入れろ。』


隼はポカーンとしていたが、ドアを閉めてキッチンに向かった


『さぁ…何作るかな。とりあえず、中華でいいか。』


そして手際よく作っていった



隼は、風呂から上がりリビングのテーブルの上の料理を見て驚いた


テーブルの上には、チャーハン、チンジャオロース、チキン、タマゴスープ、シュウマイ、春巻き、麻婆豆腐など、さまざまな料理があった


『隼、どうした?』

「あっ…えーっと…これ全部、海里作ったの?」

『あぁ、中華ならいろんな野菜入ってるからな。』

ニッコリ笑って言った


『まぁ、そこ座って食え。』

隼は言われた通り座り、苦手な野菜を一口食べてみた


「っ!!!おいしいッ!!!」

その様子を見て、俺は凄く満足した




野菜嫌いな隼が、本当に食べてくれるか正直かなり不安だった

だが、隼は俺の目の前でおいしそうに笑顔で食べている


「海里さんッ!!!俺、野菜食べれたよッ!!!」

隼本人も食べれて、嬉しそうだ

作ってよかった


さて、食べてる間に洗濯を済ませるか


そう思い、風呂場に行き最新の洗濯機に服を入れてリビングに戻った


隼はかなり食べてくれて、作り過ぎたと思っていたが心配はなさそうだった


全て食べ終わると、俺は冷蔵庫に向かいデザートを持って戻った



「これも海里さん作ったのッ!?」

隼は驚きながらも、結局全て完食してくれた